先日、小学2年の子供の担任の先生に頼まれて
2年生達におなかの中の赤ちゃんの話をしてきました。


人権学習の一つとして
自分の知らない生まれる前のこと
生まれた頃のことをお父さんお母さんから
手紙を書いてもらい、みんなから望まれ、愛され
生まれ、育てられているということを学習してます。

助産師と言うことで、おなかの赤ちゃんが10ヶ月の間
どう成長してるか、羊水の中でおぼれないのか、苦しくないのか
など、子供達の純粋な疑問に答えてきました。
2年生に解るように答えるというのは、
かなり難しかったですが、そこは2年生。
ひとつひとつ、ナイスなリアクションをしてくれ
こちらの緊張をほぐしてくれました。

患者様に協力していただき、生まれたばかりの
赤ちゃんに「へその緒」が長く付いている写真や
4日目カラカラに乾燥した「へその緒」の写真など
見せてあげると大騒ぎでした。

10ヶ月間お母さんもたいへんだったんだよ。
みんなが元気に生まれてくれるのを
お父さんもおじいちゃんもおばあちゃんも
みんなで待ってたんだよ。
命は自分の物だけじゃないみんなのものだから
大切にしようね。
お母さんに「生んでくれてありがとう」って
言ってあげてね。

といってきました。

PTA後の懇親会でも、出産した時の辛かったこと
うれしかったことを改めて思い出すいい機会に
なったと、お母さん達も言ってました。

これから出産をする方も
どんな気持ちだったのか
どんな思いで生まれてくるのを
待っていたのか、母子手帳にでも
メモっておいてください。
日々の忙しさで忘れそうです。

お父さん、お母さんからの手紙を
うれしそうに、恥ずかしそうに
目をキラキラさせて読んでいた子供達が
とても印象的でした。